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行動経済学

行動経済学」を読んでいる。これは素晴らしくおもしろいっす。あとでもっとちゃんとした書評を書こう。新書なのに400Pほどあってお得感があるぞ。関連分野の本をそれなりに読んでいるので、個々の既知分野の解説はかなり薄いというかやっつけ仕事になってる部分が多々ある印象は否めないが、漏れなく穴を埋めるにはこの手の入門書で全体像をチェックするのが良い。

受動戦略が、今までの先行研究を良く知っていれば、割と普通の仮説っぽい。あー、俺が考える程度のものはすでに先行事例があるのか…。あと行動ファイナンスの本とか高校生の頃にちょこっと読んだのにプロスペクト理論とか忘れていたよ。頭悪いなー。

以前、来歴っていう心理学の概念を使って、人間は絶対量よりも相対的な量に過敏に反応する、みたいな事を書いた。カーネマンはこの相対量的な知覚をする事、あとは同一の効用量でも損得では損をする方を大きく評価するっていう二つの点をまとめて理論化したのか。

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