今、「ビジネスの歴史」という本を読んでいるのだけど、ふと思い付いた事をメモしてみる。まだ読み終わってない。
日本は、間違いを絶対にしてはいけない国だと思う。間違う事に対して非常に厳しい。間違いを犯すくらいなら何もしないまま死んでいった方がマシだというメンタリティ。
アメリカは、逆に間違いを奨励する国だと思う。間違う人間は優秀な人間だと考える。ベンチャー企業の人事で会社を潰した経験がある人間が歓迎されるなんて有名な逸話もあったか。
また産業革命が始まったイギリスの紡績産業の発生から、産業革命の伝播したフランス・ドイツ・イタリアがどんな風に工業化していったのかという歴史、また、アメリカが地理的・社会的な制度としてかなり幸運な条件に恵まれたうえで産業化をヨーロッパとは全く違った経路で辿っていった事も分かる。
蒸気船や荷馬車や汽車などの様々な運搬手段の距離毎コストの金額がどんな変化してきたのか、みたいな図表まで載っていて、経営史に詳しい人ならかなり楽しめるのではないだろうか。俺は消化不良気味です。
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